ロボット規格の標準化で中韓が主導権、「日本もリーダーシップ発揮すべき」

http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1412/02/news031.html

 中村氏は2014年からTC184、SC2の下に新たな作業グループ、WG10が設置されたことを紹介した。WG10は、サービスロボットに利用されるマイコンや電源、配線といったハードウェアの組み合わせを標準化するための国際規格の発行を目的に設置されたグループだという。
 中村氏は「WG10は、中国の主導により設置されたグループ。中国は、自国内のロボットに関するハードウェアの規格を国際標準にするために積極的な動きを見せている。また、ソフトウェアの国際規格の策定に関しては韓国が中心的な役割を担いたいと主張している状況。このように、サービスロボットの研究開発において、国際標準規格に関する主導権争いが激化している」と説明する。

 JASAは2014年11月に標準化団体「Object Management Group」(OMG)に対して、OPEN ELの提案を行っており、2015年6月の国際規格化を目指して策定を進めているという。

http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1407/16/news140.html