こういう人が間違って買わないようにするためには

http://blog.livedoor.jp/temple777/archives/50290120.html
やっぱり、箱をもっと怪しい感じにしないとダメなんだろうか。解説なにもなし「わかる人だけどうぞ」とか書いておくとか。
楽天ブックスで「白箱の本」が在庫なしでキャンセルされたと書いてあるブログも見たけど、そんなに売れているのか。すごいな。増刷されるのかな。

1年半前のネタだけど(OSSと下請けの続き)

ラクル通信 No.66  2003年6月1発行
http://www.oracle.co.jp/2shin/ora66/10_11.html

いわば「Linuxで地方興し」みたいな動きがありますね。それは面白いことだと思っています。
今までの常識から考えると、中小SIerに開発・運用を任せた場合、「そのSIerとの付き合いがなくなってしまったらその後メンテナンスはどうしたらよいんだろう?」という不安から、小規模SIerに対してお客さんはちょっと不安に思ったりするでしょう。それがオープンソースだと、「オープンソースなんだから、付き合いがなくなっても他のSIerにその後のメンテナンスを頼めば良いじゃないか」という安心感があるようです。そうなると、今までは中央の大手に大きな契約を取られて下請けしかできなかった地方の小規模SIerが、オープンソースだったら我々でも張り合っていけるだろうという自信にもなりますね。

ほんとにそんな安心感があるのかな...
言い換えてみると「MSとOracleなんだから、付き合いがなくなっても他のSIerにその後のメンテナンスを頼めば良いじゃないか」って言えるのでしょうか。言えなでしょうに... こういうことを安易に書いてしまうのはちょっとどうなのよ。
お客は、ソフトウエアは何を使っていようが関係ないんじゃないの。Windowsなのね、とかOracleなのね、それは聞いたことあるから程度の安心感は持っていると思うけど、たとえばミドルウエアに何を使っているのかなんて気にしてないと思うな。それより要求仕様が満たされて使いやすいことが重要なんじゃないの。それと、何かあったらすぐに来てタダで対応してくれること。

OSSで何かが変わっているのだろうか (OSSと下請けの続き)

情報誌『アシスト』2005/07/01
http://www.ashisuto.co.jp/corporate/info/magazine/1176419_1214.html

ソフトウェア業に焦点を絞れば、旧来型の情報システムの一方にある「オープンソース」の動きが無視できない。筆者は、いわゆる「レガシー」と「オープン」は対置関係にあるのでなく、共存の関係にあると考えている(このことについては本稿では触れない)が、旧来型の、つまり1980年代モデルの情報システム構築プロセスないし方法論が、このまま推移するとは考えていない。1980年代に確立した受託開発、パッケージ販売、運用管理サービスというモデルは、オープンソースの登場によって足元が揺らぎつつある。

「本稿では触れない」のか。
なんで揺らぎつつあるのかも書いてないような。

LAMPLinuxApacheMySQLPHP)やLAPP(LinuxApachePostgreSQLPHP)と称されるソフトウェア・プロダクト群のように、一定の品質で一定の機能が確保されるソフトウェアが無償で提供されるようになった結果、「ソフトウェアの価値」が問われ始めた。これまで発注者は、ソフトウェア開発に従事する技術者の給与や管理費を基準とする「月額単価」(いわゆる人月計算)でしか、その価値を算定できなかった。あるいは、それ以外の方法で算定する努力を怠った。唯一、ソフトウェアの価値を人月単価方式でないかたちで示したのはソフトウェア・パッケージだったが、LAMP/LAPPモデルの登場で「価格」や「ライセンス」の根拠が揺らいでいる。

パッケージビジネスは崩壊するかもしれないけど、それと似たものは残るのじゃないのかな。ミラクルのやっているSamba関連ビジネスのようなので。
道具が変わっても、SIerの作るカスタムシステムの価値が人月でしか計算できないのは、そういうモデルしかもってないので、コンサル費用が中小規模に根付くくらいに大きな変化ではないと思うのよね。

DTP の導入と似た程度じゃないのか(OSSと下請けの続き)

インパクトとしては、出版業界にDTPが入って、写植機がMacに置き換わったプロセス程度の変化なのじゃないだろうか。
業界の流れそのものに変化はなく、デザイン下請けのほうに版下までの工程がまわってきたような感じ。
データでの完全版下入稿を要求される。つまり、下請けの階層がほんの少し整理されて、写植屋がいなくなったくらい。撮影は当日現場検討でデータ渡し、ラボ付きの現像屋もいらなくなった。
それで、デザイナとか編プロの仕事量が増えた。スケジュール押しても無理が通るようになったので、印刷所入稿までのスケジュールはよりあいまいでタイトでギリギリまで変更が指示されるようになって、色校まで紙焼きしないので、校正レベルでは真剣に見られないことが多くなった。それで、単価はかわらないどころか、むしろ安くなった。質という面では全般に低下した。そういう変化。

矢野さん/ホリエモンも結論同じか(OSSと下請けの続き)

http://blog.livedoor.jp/kyano51/archives/12745088.html
顧客価値での算定が根付かないだろうというところで、結論は同じだよな。
http://pcweb.mycom.co.jp/articles/2004/09/30/lwcd2/
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0409/29/news025.html
なんか要領を得ないのは記事なのか、それとも講演そのものなのか...

Flash は当分高値安定?

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0511/22/news010.html
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0511/22/news009.html
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000047674,20091361,00.htm
Appleも必死ですね。
全速力で走り続けないと追いつかれるしね。
そのために足腰を鍛えるには金を惜しまないってことか。