PS2をバラす

真ん中のガキ(といっても、すでにわたしより年収は多いのだが)のPS2で、今日買って来た将棋ゲームがロードしないというので分解。
他のゲームやDVDは動くのだというけど、きっとレーザーヘッドが汚れているか、サーボがズレているのだろうと見当をつけてみる。
しかし、すごいホコリだね。そっちのクリーニングのほうがたいへんだよ。
PS2って、マトモに見たというか、さわったのはじめてだったけど、いま見直すと、量産品としては設計がイマイチだよな。ACアダプタにして結局使わなかった拡張ベイを捨てれば、モノリスだったのに。パーツもネジも多いし、筐体に熱は逃がすようになってないし、デザインも縦用なのか横用なのかよくわからない。溝も掃除しにくく、ホコリがたまりやすい。スイッチ基板の取り付け方法もこれしかなかったのかとても疑問だ。ファンの交換もかなり分解しないと出来ないようになっている。
ヘッドをクリーニングして、全体のホコリを取り除き、パーツ類をしっかり固定しなおしてやったら、無事ロードするようになった。


そういえば、昨日は寺門さんをバラしたのだった。あれもネジ多かったな。でも設計は悪くない。たとえボードの設計はオーソドックスでも、普及品のコネクタを使うためにダサイならびコネクタになっていまっていても、基板の底にべったりシールド貼ってあっても、圧電ブザーの基板洗浄後はがせというシールがはがされていなくてブザー音がこもっていても。それなりに作った人のキモチがわかるような設計だった。
そうそう、silが2枚貼りなのも不思議だった。4chの1枚のほうが安そうなんだけど、なんでなんだろう。
4発設計のハードウエアの中では一番好みかも。黒寺駅と3台並べて、GTよりも好きと言ったら、皆さん「どうしてよ」と言っておりました。それは親バカだね。GTはメーカー色出過ぎですよ。あと美しいというのからは程遠いですし。